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子ども達が描く「バンクシー」のグラフィティーアート!ステンシル

2019年11月30日

子ども達が描く「バンクシー」のグラフィティーアート!ステンシル

世界のさまざまな文化や名作などをアートを通じて子供達に体験いただいていますワークショップクラスですが、今回のテーマは「グラフィティーアート」です!

ストリートアートで最も有名なアーティストといえばやはり「バンクシー」でしょうか。

グラフィティーアートは、スプレーやペンキなどを使い壁などに描かれた落書きなのですが、そんなグラフィティーアートの価値を大きく変えたのが「バンクシー」でした。

最近では、バンクシーの代表作「風船と少女」がオークションであらかじめ仕込んでおいた細工によってシュレッダーで細断されたことでも話題になりましたね!

引用:バンクシーのシュレッダー事件、仕組みと落札者、オークション作品の行方

さらに今年の秋には英国議会をテーマにしたバンクシーの絵が約990万ポンド(約13億円)
で落札されるなど、ストリートアートの価値を根底から変えてしまった革命児と呼ばれています。
私自身もイギリス滞在時には、ロンドンの町中にバンクシーの作品をみかけることがありました。
日本国内にも何ヵ所かバンクシーの残した(?)とされる作品が見つかっています。

バンクシーの作品は、政治や社会に対する訴えをブラックユーモアを交えながら表現しているのですが根本にあるテーマは、「愛や希望、平和」です。

兵士の目をかいくぐり戦地の壁に描いた「風船と少女」は有名で、平和と希望を願う象徴となりました。

現在ではあまりにも有名で価値ある世界的アーテイストとなったバンクシーは、観光資源として多くの利益を生み出す為、英国行政に(オフィシャルではないものの)認められる存在となりました。

ただバンクシーに限らず、多くのストリートアーティストは、見つかれば逮捕されるリスクを負いながら活動しています。

もちろん壁への落書きはダメなのですが、そんな絶妙な社会や行政などとのバランスの中で変化し現在のアートシーンで注目され続ける「グラフィティーアート」を子供達に知っていただくきかっけとして今回のレッスンを行いました!

今回バンクシーと同様にステンシルの技法を使って新たな表現方法に挑戦してもらいます!

ステンシルシートには、「傘をさしたネズミ」「パンダ」そして「風船と少女」を用意しました。
印刷したイメージにスティックのりでのり付けし、(ステンシルシートの代用として)クリアファイルと貼り付けます。
黑い部分をデザインナイフなど先端のとがったナイフで切り抜いていきます。
ネズミの顔などはかなり細かい作業でしたが、3種類のステンシルシートが完成です!
生徒さんには好きなイメージを選んでいただき、ステンシルプリントを体験いただきます!

(実際の壁にペイントするわけにはいかないので(笑))まずは真っ白の厚紙画用紙に壁をつくります!
レンガ模様のイメージ紙を自由にやぶって、糊で貼り付けます。
白い壁のペンキが剥がれ落ちて、レンガがむき出したストリートウォールを表現しました!
生徒さんは自分たちの感覚で自由に壁をデザインしました!

いよいよステンシルプリントに挑戦です!
好きなステンシルシートを選び、まずは別紙で練習です!
シートはずれないように四隅をマスキングテープで固定します。
今回はアクリル絵の具(黒)を使用しました。目の細かいスポンジをカットした手作りのステンシルスポンジで
余分な絵の具を落としてからポンポン!とスタンプします。
模様の端や、細かい個所は着色しにくい為、しっかりとスタンプします。

生徒さんは練習でコツをつかんだようですね!いよいよ本番です!
壁のどの部分にペイントするか配置を考え、ペイントしました。
乾かした後は、壁に描いてみたい模様を想像し描いてみました!

風船はレインボーカラーに、傘をさしたネズミの上からは雨が降ります!花を描く生徒さんも♪
子どもたちの手によって、新たな「グラフィティーアート」が生み出されました♪

ご自宅で飾っていただきやすいよう、フレームに入れて持ち帰りいただきました!

来週12/7(土)ワークショップクラス(親子アートクラス)では2020年の干支ネズミをモチーフに世界に一つの年賀状イメージをつくります!お気軽にお問い合わせください♪

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