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子供たちが【モネの睡蓮】に挑戦!絵の具やクレパスを使った絵画

2019年9月28日

子供たちが【モネの睡蓮】に挑戦!絵の具やクレパスを使った絵画

【2019/9/28モネスク教室風景(土曜ワークショップクラス)】

今回のワークショップクラスでは、印象派の巨匠「クラウド・モネ」の代表作の一つ
「睡蓮の池」をテーマに子供たちが世界の名画に挑戦しました!

モネを代表する「睡蓮シリーズ」日本の美術館でも多く展示され
(関西では地中美術館や大原美術館が有名でしょうか)
本物を目にした方も多いのではないでしょうか?

モネは自然がフランスの美しい村「ジヴェルニー」に移住した際、
庭は既にありましたが、モネが満足するものではありませんでした。
様々な世界中の植物を植え、花壇や道の整備だけでなく水を引いて
理想の池も作るなど庭造りに没頭しました。

日本の「浮世絵」への憧れが強いモネは池に太鼓橋を架け
サクラ、竹、柳、そして睡蓮など様々な日本らしい植物を植えました。

モネは晩年(20年程)ひたすら「睡蓮」を描いたようです!
季節や時間とともに変わる、光や風など自然の繊細な変化を見事に描いた作品ですが
子ども達にとっては挑戦となるテーマでした。

今回は小さいお子様でも、簡単に描ける「モネの睡蓮」をお教えしました!
今回のモチーフは「睡蓮の池と日本の橋」ですが、大きく4つの要素で分けて
順に描いていきました!

⓵池を描く!(下部分)

まずは画用紙の中心線から半分下に池の線を引きます。
この下に池の蓮を描いていきます!
蓮の葉は固まりとなり、そして美しい花が咲きます。
実際の蓮の写真を見ながら、描き方を説明します。
クレパスで蓮の葉、花を描きます、そして水面に映る葉など
暗くなった部分もクレパスであらかじめ描きました。

続いては、濃い青緑の絵の具(今回は全てポスターカラー絵の具を使用)
で池の線を目安にペイント!(クレパスは色をはじくので上から重ねてペイントしても大丈夫です)

⓶森を描く!(上部分)

池の線の上に森を描きます。青緑よりの濃い緑を使って
画用紙右側をトントンと筆を立ててペイント(まるい葉っぱの広葉樹を表現)
画用紙左側を上から下になでるようにペイント(垂れる柳を表現)
さらに、太陽をいっぱい浴びたハイライト葉っぱの色(白と黄色を混ぜた色)を同様に重ねます!
これでモネが探求し続けた「光」を表現します!

⓷手前の植物を描く!(左部分)

橋の手前にある、植物を描きます。
絵に奥行きを出す為、別紙で用意しました。
クレパスで葉っぱの動きをドローイング、そしてペイントします。

⓸橋を描く!(中央部分)

太鼓橋は別紙の厚紙にあらかじめ用意しました。
クレパスで好きな色でドローイング、手すりを表現したり
橋の下の影も表現します。そしてさらに絵の具でペイントしました。

橋、手前の植物の順に木工用ボンドで貼り付けます!
池と森の間にはクレパスで草を描いたり、さらに陰影をつけたりと仕上げをして完成です!

⓹額をつくる!

最後に西洋画で欠かせない「金のフレーム」もつくりました!
金色の画用紙をカットして四隅でボンドで貼り付けます。
さらに模様を描きます。ハート柄のかわいいフレームも!

モネスクではゴッホやアンディーウォーホルなど世界の名画をテーマに制作を行ってきました
実際に描くことで不朽の名作に触れて頂くきっかけとなれれば嬉しく思います♪

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