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土曜のカリキュラム
2020年3月14日
《子供達が砂絵で描くハワイアンビーチ!》
今回のワークショップクラスでは、「子供たちでも簡単に描くことができるサンドアート・砂絵」
をテーマに「ハワイの美しいサンセットビーチ」をモチーフに制作を行いました!
「サンドアート・砂絵」とは、カラーサンド(色のついた砂)を使って描く絵のことで
ノリ付ボードのはくり紙に絵を描き、カッターで切り剥がし色のついた砂をかけながら絵を完成させます。
市販の「砂絵キット」は、ほぼ全てがこのような仕様で、好きなモチーフを描きたい場合は、どうしても刃物が必要になってしまいます。
今回のレッスンでは、「カッターを必要としない、子供たちだけでも簡単・安全」に
制作できる方法で「サンドアート・砂絵」を楽しんで学んでいただきました!
使用する砂は、海のグラデーションの配色を美しく表現するため
市販のものではなく、「手作りカラーサンド」です!作り方もご紹介します♪
⓵カラーサンド(色砂)の作り方
砂はもちろん浜辺の砂も使用できますが、ふるいにかける必要があるため
今回百円ショップなどでも手に入る砂を使用しました。
発色をよくする為「白い砂」がいいですね!
今回砂の着色には、これらの材料を使用しました。
・チョークパステル
・食紅
・アクリル絵の具
・ファスナー付きのプラスチックバッグ
まずは、砂をフリーザーバッグなど丈夫なバッグに入れます。
チョークパステルで、砂に色をつける場合はカッターで削ってもよいのですが
サンドペーパーを使うと子供でも安全に削ることができます。
(少し水気を加えると砂に色が定着しやすいので霧吹きなどで湿らせるといいです)
バックをもんでしっかりと混ぜます。
パステルだけで色をつける場合、淡く色の薄い仕上がりの印象です。
食紅を使う場合は、あらかじめ少量の水で溶いて砂に加えます。
こちらもバッグをもんでしっかり混ぜます。
仕上がりの印象は、はっきりとした強い色がつきました。
アクリル絵の具を使用する場合、こちらも少量の水でのばし
砂に加えしっかり混ぜます。こちらもはっきりとした色がつきました。
アクリル絵の具の青に、緑の食紅を加えるなど
あわせて色を重ねるとかなり濃い青緑色ができました。
砂に水分があると、粉上の食紅でも色がしっかりと混ざりました。
これらの方法を組み合わせて、海と砂浜の色砂を作りました!
一晩おいて乾かして使用します!
⓶下絵を描く
今回使用した紙は、厚手のA4サイズの画用紙です。
(砂絵にはA4サイズ以内のサイズがかきやすいです)
まず最初に、空・海・砂浜を分ける線を鉛筆で描きます。
そしてハワイのサンセットをイメージした空をパステルを使って描いてみました!
青系・紫(ピンク)系・オレンジ・黄色の順で描き指でこすります。
グラデーションが美しいサンセットスカイが完成です!
⓷砂で描く
いよいよ砂の登場です!
今回は木工用ボンドを使用して砂を定着します。まずは、海から描きます!
(少し水を加えてのばした)ボンドを筆で塗ります。
トーンの異なる青を表現する為、ボンドが乾くのを防ぐ為3回程に分けて塗りました。
ボンドを塗っては、砂をふりかけ(少し指で押さえてもよいです)を繰り返します!
上から下に濃い→薄い青のグラデーションにすると美しい海が表現できます。
つづいては、砂浜です!
こちらもボンドを筆でぬり、黄色系の砂と、赤色系の砂をお好みで混ぜて砂浜を表現しました!
砂浜と海の境界線には、木工用ボンドを直接しぼり上から白い砂をのせることで
波を表現しました!お好みで雲を描いてもいいですね!
砂は、ペットボトル容器のフタに穴を空けて直接ふりかけてもいいですし
容器から指でつまんで、まんべんなく少しずつかけてもいいですね!
カラーサンドがキラキラと輝いて、砂の質感が美しいビーチが完成です!
⓸仕上げ(ヤシの木や貝殻)
ハワイらしいビーチを表現するため、ヤシの木なども描いてみました!
黒の画用紙にパステルやクレパスで描き、ハサミでカットしてコラージュします。
(夕焼けのシルエットを表現するため、黒を使いました)
貝殻もつくってみました!開くタイプの2枚貝をつくる生徒さんもいました!
まるで波の音が聞こえてきそうな、素晴らしいサンドアート作品が完成しました!