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子どもたちが作る【3Dホログラム】バーチャルの世界を体験!

2019年10月5日

子どもたちが作る【3Dホログラム】バーチャルの世界を体験!

【2019/10/5モネスク教室風景(土曜サイエンスアートクラス)】

モネスクの土曜サイエンスアートクラスでは以前、VR動画を楽しめる「手作りVRゴーグル」など
「VR(仮想現実)」をテーマにした科学工作を取り上げてきました。

最近ではVR(仮想現実)を体感できる技術が発展し、アミューズメントパークでも積極的に取り入れられ、
大人も含めた体験型の娯楽が変化しつつあります。

また「AR(拡張現実)」や「MR(複合現実)」なども日常の中で次々に取り入れられ
個人でも楽しめる機器が続々と販売されるなど、バーチャルとリアルの関係が変化しているようです。
SF映画で描かれたバーチャルと現実の世界が混在する夢のようなシーンも
子ども達が大人になる頃、近い将来に訪れるかもしれません!

今回のモネスク土曜サイエンスアートクラスでは、そんな発展し続けるバーチャルの世界をテーマに
「3Dホログラム」を子供達が実際につくり、浮かび上がる立体映像を体験頂きました!

そもそも「ホログラム」とは一体何でしょうか?
ホログラム技術は発展し続け未来に期待される技術の為まだあまり知られていないようです。

身近なところでは、紙幣の肖像画が立体に浮かびあがって見えますね!
これは「レインボーホログラム」と呼ばれるもので、自然光を利用して浮かび上がらせて見せる
ホログラム技術のようです。

実はホログラフィックとは、何もないところから映像を浮かび上がらせるものではなく
映像を立体に見せる画面が必要です。さらには立体の映像として記録する
特殊な記録方法自体もホログラフィック技術に含まれるようです。

なんだかホログラフィックを体験するには特殊な技術が必要に思われるかもしれませんが、
子供達でも簡単に「3Dホログラム」を体験できる方法があります!

「ペッパーズゴースト」と呼ばれる視覚トリックのひとつで
劇場などで使われるガラス板の反射を利用した技術です!

今回は反射に必要な素材として、子供達でも取り扱いが簡単なプラスチック透明版を使用しました。

最初に投影装置の型紙をつくります!
方眼マス目付きの工作用紙に下辺6cm、高さ3.5cm、上辺1cm、の台形を鉛筆で描いて切り出します。
ものさしを使って丁寧に製図をしました!

切り出した型紙をプラスチック透明版にペンで映し4枚同じものを丁寧に切り出します。
(今回はナイフではなくハサミを使用しました)

4枚の透明版の斜めの部分をずれないように丁寧にテープで貼り合わせ、投影装置が完成です!

スマートフォンに小さい四角形の方を乗せて、Youtubeなどに投稿されています3Dホログラム用の動画を流します。
花火や生き物など反射した映像がまるで浮かび上がっているように見えます!
大人でも驚くほどのリアルな飛び出す映像に生徒さんは浮かび上がる映像を指でつかもうとしていました!

急速に発展するデジタル時代の中で生活の中により浸透していくデジタル技術
子供達により身近に触れていただくきかっけとして、モネスクで楽しく体験いただけます!

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