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ゴッホ風の肖像画を描く!子供たちが挑戦する絵画技法(絵の具・デッサン)

2019年1月26日

ゴッホ風の肖像画を描く!子供たちが挑戦する絵画技法(絵の具・デッサン)

【2019/1/26モネスク教室風景(ワークショップクラス)】

全国的に寒波の影響を受けているようですが、モネスクがございます大阪・南森町も冷え込みました
大変寒い中、本日もたくさんの生徒さんにお集まりいただきました、ありがとうございます!

本日のワークショップクラスでは「ゴッホ風の肖像画を描く」をテーマに
本格的でちょっぴり難しい表現にも挑戦いただきました!

私自信、絵の描き方で最も刺激を受け、アムステルダムにある「ゴッホ美術館」
を訪れるほど大好きな画家のひとり「ゴッホ」ですが
色使いや筆の使い方がとても力強くそしてどこか繊細で、
観る人の心を鷲づかみにしてしまう魅力があります。

以前モネスクでレッスンテーマにしました「ひまわり」をはじめ、
ゴッホといえばやはり「肖像画」も印象的ですね

ゴッホの「ひまわり」のレッスン風景はコチラ

筆跡を残した光を感じる色使い、美しい背景は鮮やかな色使いで、
ゴッホの繊細な精神世界をそのまま表現したような、うねうねした波模様も特徴的ですね!

今回生徒さんには、スタンドミラーを用意し、実際に自分たちの顔を観察してもらいました

⓵顔(上半身)のドローイング


素材:茶色の画用紙(B4サイズ)
油絵でいう下地のかわりに茶色の画用紙を使用しました、
絵に重厚感がだせますね(多少の塗り残しもいい雰囲気になります)

鏡をみて自分の顔、目・鼻・耳・口・首などをしっかり観察、そして鉛筆でデッサンします。
鉛筆の線をクレヨンで濃くなぞります。

(ゴッホの)油絵は濃いめのアウトラインが特徴なので
使用するクレヨンは濃い色(黒・茶系・青系・紫など)を使用しました
髪の毛もあらかじめ、クレヨンで描きました!

⓶顔(上半身)のペイント

顔を照らす光によって、肌の微妙な陰影を細かく描き分けるゴッホ
かなり難易度の高い表現になりますが、微妙に色の異なる暖色系と寒色系の3種類の色を用意
薄いピンク、クリーム色、白緑
(白緑は影の部分によく使われるように感じます)

細目の筆で、これらの色を少しずつチョンチョンと塗ります
(これは年少さんにはまだ少し難しいかもしれません!が挑戦です)
完成したら、乾かしてハサミでカットします!

⓷背景を描く

素材:A3サイズ厚紙(しわになりにくいので今回使用しました)

ゴッホ特有のうねうねした波のような模様をクレヨンで描きます
うず巻きや、なみなみ、曲線をできるだけ描きこみます


上から背景のベースカラーとなる絵の具をペイントします(オイルクレヨンのドローイングは絵の具をはじきます)
黄色、オレンジ、緑など、ゴッホが背景色で好んで使用する色から選んでもらいました!

最後にボンドで貼り付けて完成です!
細い筆ですこしずつ繊細な色を塗り重ねる工程は、なかなか難しい技法ですが
ゴッホなど実際に長く愛される作品を通じて、あらたな可能性に触れるきっかけや、
絵画技法に対する新たな刺激、興味をもっていただくきっかけとなれれば嬉しく思います♪

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