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子供たちが描く『バンクシー』のストリートアート!(ステンシルワーク)

2020年10月24日

子供たちが描く『バンクシー』のストリートアート!(ステンシルワーク)

【子供たちが描くバンクシーのストリートアート!】

本日10/24(土)14:00-16:00開催の【ワークショップクラス】では、
イギリスのストリートアーティスト「Banksy(バンクシー)」のストリートアート風作品を子供たちに挑戦いただきました!

2000年代前半、私自身イギリス滞在中に、バンクシーの初期作品を街中でよく目にする経験がありました。
(当時街中で何気なく見ていた鉄橋のチェゲバラの顔が、後ほどバンクシーのものだと知り驚きました)

バンクシーの作品は、イギリスの方にとって生活に身近で最も好きな芸術作品の一つです。

当時は、数あるストリートアーティストの一人のバンクシーでしたが
現在では「バンクシー展」が開催されるほど、日本でも人気のアーティストですね!

今回もレッスンで採用しました赤い風船に手を伸ばす《風船と少女》シリーズは、
バンクシーが世界的に有名になったきっかけとなった作品です。
(ロンドン各地の壁に描かれましたが、残念ながら全て清掃され現在は存在しません。)

その後パレスチナで平和を願って描かれた《風船と少女》をきかっけに世界中で認知され
《風船と少女》が平和や希望を願う象徴になりました。

「アートは特定の人のものではなく、すべての人の為のものである」
というバンクシーの思いとは逆に、人気作品となった《風船と少女》は市場で高値で取引されることになりました。
オークションで落札された瞬間に《風船と少女》の作品が(あらかじめバンクシーによって細工され)
シュレッダーで細断されたニュースは有名ですね!

細断することで「アートは一部のお金持ちが所有したり、金融商品のように売買されるものではない」
というバンクシーが長年貫いたメッセージを見事に表現したように思います。
(細断後の《風船と少女》は《愛はごみ箱の中に》と改称されました)

バンクシーが、ストリートアートを業界に一つの地位を築き、これほどの人気を得た理由は
常に社会のリアルと向き合い、風刺やブラックユーモアをいれながらも
平和や希望を願い「人間の愛」を根底にしたテーマだからだと思います。

今回そんなバンクシーの活動を生徒さんに説明し
実際に壁に描いてはいけないので(笑)壁や風景を自ら描いていただき、そこにバンクシーのエッセンスを加え
独自のストリートアートを体験いただきました!

作り方は親子アートクラスでもご紹介しています!
【親子で挑戦バンクシーのストリートアート】

次回10/31(土)14:00-16:00ワークショップクラスでは
『2021年のカレンダーをつくります!』
毎月のめくりがきっと楽しくなる♪オリジナルのカレンダーをつくります!
ぜひ参加ください!

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