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子供たちがアボリジニアートに挑戦しました!(エミリー・ウングワレー風の描き方)

2021年3月6日

子供たちがアボリジニアートに挑戦しました!(エミリー・ウングワレー風の描き方)

本日3/6(土)14:00-16:00ワークショップクラスでは、【オーストラリアの先住民族アーティスト「エミリー・ウングワレー」のアボリジニ・アート】を子供たちに体験いただきました!

エミリー・ウングワレーは、オーストラリアの先住民族で、アボリジニアートを代表するアーティストの一人で
キャンバスに絵を描きだしたのが、70歳を超えてからとのこと。
1日1作品のペースで亡くなるまでの8年間で、なんと約3,000点もの作品を残しました。
死後さらに価値が上がり、かなりのアート市場ではかなりの高額で取引をされるなど世界的なオーストラリアの人気アーティストです。

鮮やかな色使いで、ドットペイントティングやさまざまな模様が特徴的な「アボリジニアート」は、一見抽象画のようですが
西洋画とは全く異なる意味をもって描かれています。

アボリジニアートで描かれるモチーフは、オーストラリアの自然全てです。
大地や生物、植物など自然界のすべてのもの、風や精霊など目には見えないものさえも描かれます。
エミリー・ウングワレーは、自然と共に生きる「ドリーミング」と呼ばれるアボリジニの思想を元に絵を描きました。
「ドリーミング」とは、過去や未来という時間の概念のない、神話・儀式・精霊などさまざまな要素からくる奥深い思想です。

私たちには簡単には理解できないような世界観のように見えますが、
エミリーの作品をじっと見つめると、土の香りや風、動き出しそうなほどの生命をエネルギーを感じられ
その色彩やモチーフ世界観が好きで、私自身学生時代からの長年のファンです!

生徒さんに「このもよう何に見える?」という質問をすると
「なんやろ!水が流れてるみたい!これは太陽かな?お花かもしれへん!」
など、初めて見る日本の子供達にも自然をモチーフにしたイメージが伝わっていたのには驚きです!

彼女の過ごしてきた日々の経験から得たスピリチュアルなメッセージが込められた
自然の本質を描き出したアート「アボリジニアート」を子供たちに体験いただきました!

今回のレッスンを通じて、自然やアボリジニの知らなかった世界感を少しでも感じ
想像力を使って「目には見えないものを描く」楽しさも感じていただければ嬉しいです!

 

【エミリー・ウングワレー(子供でも簡単アボリジニアートの描き方)】

今回は「黒」か「茶」の紙を選んでいただきました。
ベースのラインととなるモチーフを絵具と筆をつかって自由にのびのびと描きます。
ベースラインの外側や内側に、さらにドットやラインを描き、これを繰り返すことで
波紋のように広がった模様にしていきます。(絵具の色を変えるとカラフルといいですね!)
仕上げに、綿棒を使ってベースライン上や、出来上がった模様のスペースにドットを描きます!

 

次回3/13(土)14:00-16:00ワークショップクラスでは、【レトロかわいいクリームソーダをつくります!】
ただいま平日クラス(月水金デッサンクラス16時半~/木曜サイエンスアートクラス16時半~)
体験レッスン受付中です!お気軽に参加ください♪

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